昼間は春の陽気となり、お花見の季節となってきました。宮崎県北部も例年より早く桜が満開を迎え、絶好の見頃となっております！
今回は県北おすすめの桜の名所をご紹介します。近くで見上げても、遠くから眺めても美しい桜の花は、見る場所によって雰囲気も異なるので、お気に入りの場所が見つかると幸いです。
ぜひご家族やご友人との休日のお出掛けや、お花見の計画にお役立て下さい。
城山公園内の石垣の周囲に約300本の桜が咲き乱れます。中でも高さ22ｍの「千人殺しの石垣」を背景とした二の丸広場の桜は見応えがあり、城址ならではの景色が広がります。また、桜の開花時期は灯りがともされ、夜桜を楽しむことができます。
眼下に五ヶ瀬川を見下ろし、周囲を山に囲まれた景勝地・荒平公園には、約1000本もの桜が咲き誇っています。公園内には「桜記念館」もあります。山々の緑の対比も美しい絶好のビュースポットです。
延岡市の市街地から国道388号を通って道の駅「北浦」を過ぎ、最初のトンネル（東谷トンネル）手前を右折していくと、海岸に面した桜並木が現れます。ここでは、約500本の桜並木と宮崎ならではの穏やかな海との景色が堪能できます。
遠見半島の最先端にある標高308ｍの遠見山は、日向灘が眼下に広がっています。頂上までの沿道には、約1000本の桜並木が連なり、雄大な青い海とのコントラストを美しく際立たせます。
仏舎利塔で有名な櫛の山公園には、およそ200本の桜の木が植えられており、ピンク色のソメイヨシノがよく映えます。園内には、展望台やアスレチック設備があり、家族連れで楽しむことができます。眼下には、日向灘と日向市内が一望できる絶好のスポットです。
天正・天文年間の伊東氏や島津氏の支城であった西城跡の一角に町民の憩いの場として整備されています。約200本の桜や約2000本のツツジが咲き誇り、春の訪れを感じる人気の公園です。
江戸初期の創建といわれる古寺・浄専寺の境内にあるしだれ桜は、宮崎県の天然記念物に指定されています。樹齢約300年、幹回り3ｍ、樹高15mの立派なもので、美しい淡紅色の花を咲かせます。
今年は、桜のライトアップを行います。
・期間 2023年3月25日（土）～4月2日（日）
・時間 日没～20：00
樹齢約250年の原田家のしだれ桜は、浄専寺のしだれ桜の苗子だと言われています。浄専寺のほど近くにあり、併せて美景を楽しむことができます。民家のため庭先に入ることはできませんが、道路沿いから鑑賞が可能です。
天岩戸の湯の桜は、主に駐車場を囲むように美しく咲いています。お風呂に入って、桜を見て、のんびりとした時間を過ごせます。また、近くには、天照大神を祀る天岩戸神社や天安河原など観光スポットもあり、あわせて散策しながら楽しむことができます。
園内には、陸上競技場、野球場、テニスコート、遊具施設、自由広場もあり、子供から大人まで楽しめる公園です。この広場は、ウォーキングがてら桜を見上げたり、お弁当を広げてお花見をするには絶好の場所となっております。
旧高千穂鉄橋の線路を、あまてらす鉄道オリジナルのグランド・スーパーカートが運行しており、往復約30分間列車の旅を楽しむことができます。満開の桜とともに高千穂の田園風景や雄大な景色を満喫してください。
宮崎林業技術センターの敷地内には、さくら見本園に約８０種類、約５００本の桜が植栽されております。早春から晩春にいたる長い期間、いろいろな品種を見ながら散策を楽しむことができます。その他に、森の科学館など自然と触れ合いながら体験できる施設もあります。
美郷町西郷出身の歌人、「小野葉桜」の名を冠している公園で、釣鐘型の展望台からは西郷市街地を一望できます。高台にある公園一帯に桜が咲き誇り、見る人を魅了します。
日本で最初に作られた代表的なアーチ式ダムがあり、ダム湖百選の認定、九州中央山地国定公園にも指定されています。そんな上椎葉ダムを見下ろす高台にある女神像公園では、満開の桜が観察できます。周辺を散策しながら、自然好きもダム好きも楽しめるスポットとなっております。
